以前から街のポスターで見かけていたフェスティバル。 WorkBCの求職仲間(笑)が、「Pentictonで1番大きなフェスティバルだよ〜」と教えてくれて、俄然興味が湧いてきました。8月8日、水曜日から日曜日までの5日間開催ということで、さっそく初日から行ってみることに。
Peach Festival 初日はSkaha LakeでSand Art見学
ここ数年、日本で私たちはNPO法人福島Sand-storyのメンバーとして活動してきました。2011年の震災以降、こどもたちが安全に外遊びのできる場所が減ってしまったということで、室内砂場を初め、こどもが安心して遊べる環境作りをサンドアートを通じて促進しよう!というミッションの元参加し始めてみたものの、実際挑戦してみると無限大に可能性が広がる砂の彫刻製作に大人が夢中になり・・・細々と、福島や鳥取でのイベントに参加してきました。そんな私たちの目に止まったのが「Sand Castle Competition」。なんとこのPeach Festival の一環として、Skaha Lake Beachでサンドアートが行われるということで、興味深々で見学しにいきました。
家族で参加・活動してきた福島Sand-Story活動
Peach Festival のイベントのひとつとして開催されるSandcastle Competition
4時PM受付開始!Kidsが集まってきます
ここPenticton。一般的なカナダのイメージを見事裏切り連日昼間は35度近くの暑さ!ということもあってか、受付は暑さが少し柔ず午後4時です。Ronaというロタリーの会社がスポンサーしているということで、事務所テントで少し話を聞いてみたら、なんと35年前から毎年Peach Festivalではサンドアート大会を開催しているということ!私が生まれる前から、この小さな街で、子供たちが砂遊びをしていたと思うと、なんだかほのぼのした気持ちになりました。そんな横で参加予定のKidsを中心に、中には少し本格的な道具を持つおじちゃんたちも集まり、にぎやかに受付を済ませています。
Peach Festivalの運営スタッフは砂に水を撒いて準備!
サンドアート会場のすぐとなりでは、ライブをしてくれるおじちゃんがスタンバイ。音楽の準備も満タンで、スタートの時間を待ちます。
5時30分 サンドアートスタート!作品を見ながら私たちはビーチでのんびり
いよいよサンドアートスタート!今回、参加はしなかった私たちはアートに励む参加者を横目にビーチでのんびり。まだ水をこわがることの多い娘も、浮き輪をして気持ちよさそうに湖に入って行きました!!ぷかぷか浮いていたと思ったら、ビーチに戻り砂遊びを始めたり、そしてまた水に戻ったり、お腹が空いたらアイスとカナダ名物プーティーンを買いに行ったり・・・とのんびり、自由に数時間すごしました。その間も横ではサンドアートは、砂を掘ったり盛ったりと作品が徐々に形を現しはじめます。
7時30分 サンドアート終了!作品を見学
日本で活動しているときは、少なくとも砂像製作に2日間はかかっていたので、2時間でどのような作品ができるのかとっても興味がありました。ビーチ沿いには完成した楽しい作品が並んでいます。
中には、人が作品の一部になっていたり、
貝がらや石を使ったり。自由な発想が溢れています。
カラフルな作品もかわいいし、小道具の使い方もいいね!
夜8時を過ぎてもこの明るさ!そして周りには砂像を見に集まるひとたち。
Pentcitonでのサンドアートは小規模ではありましたが、誰でも気軽に参加して、思いのまま自由に創造できる、とってもアートが身近に感じられる素敵なイベントでした。こうやって、みんながアーティストになって創造を楽しめるからこそ35年も続いてきたのかもしれません。地元に根付いて、誰もが自由に表現できるサンドアート。これからもずっとこの町で続いていくこと間違いないでしょう。来年は我が家もチームを組んで参加目指します!
ちなみに、同じカナダBC州の、バンクーバーアイランド ではプロが集まる本格的なサンドアート大会も開催されているとのこと。ぜひ今度行ってみたいです!
ビーチお散歩とドライブを満喫して初日終了
その後もSkaha Lake沿いをお散歩。屋外でエクサイズできるスポットなんかもあって、終始、ほのぼのと、思い思いに時間を満喫しました。帰りぎわのドライブでよった北側のOkanagan Lake側には遊園地が出現!普段の静けさからいっぺんして、夜もこども達やファミリー、ティーンが溢れていました。娘に「明日はこっちに行ってみようね」と約束して帰宅。水の中でたくさん遊んで疲れたのか、娘もぐっすり眠ってくれました。ほっこり幸せな思い出がたくさんできたPenticton Peach Festival初日。明日からも楽しみです。